宮代町K邸新築工事、手刻み加工進行中です!

 早春の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、2月より開始した新しい家づくりですが、現在も大工さんによる手刻み加工を行っております。
 今回は墨付け作業をご覧ください。

母屋墨付け作業。
母屋の材(杉材)はなんと長さ5m! 墨付けが終わり、ここから加工をしていきます。
束の墨付け作業。伝統的な墨壺と墨差し(竹製)で作業を行います。
束に使う材は4mの杉材です。ここから加工を行っていきます。

現代の木造住宅は99%が工場で材木を加工し(プレカット加工と言います)現場で組み立てるだけの方法が主流となっておりますが、弊社丸森ハウスでは伝統工法を用いた伝統の家づくりを大切にしております。

墨付け作業についても、プレカットでは機械が自動的に印字を行いますが、伝統工法による手刻み加工に於ける墨付け作業では図面を見ながら大工さんが材に一本一本丁寧に墨壺と墨差しを使って印を書いていきます。現代ではほぼ見られなくなった光景ですが、弊社丸森ハウスではこうした伝統の技も大事にしていきたいと考えております。

 今後も情報を更新して参ります。ご期待ください。