宮代町K邸新築工事、手刻み加工完了しました

 浅春のみぎり、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 さて、2月より開始した新しい家づくりですが、大工さんによる材の手刻み加工が完了しました。
 今回は各部材の手刻み加工をご覧ください。

桧(ヒノキ)柱の面取り加工。
小屋束の手刻み加工。
加工を終えて梱包された桧(ヒノキ)柱。
桧(ヒノキ)柱のホゾ部分をアップで。

 現代の木造住宅は99%が工場で材木を加工し(これを「機械加工」または「プレカット加工」と言います)それらを現場で組み立てるだけの工法が主流ですが、弊社丸森ハウスでは熟練の大工さんによる伝統工法を用いた伝統の家づくりを大切にしております。

 魅せる桧(ヒノキ)12cm角(四寸角)の柱はもちろん、天井板等で隠れてしまう小屋束等も決して手を抜かず、丹念に仕上げていきます。補助的に加工器具(電動丸ノコや角ノミ等)を使う事はあっても、最終的な仕上げは熟練の大工さんによる伝統の技法で行います。現代ではほぼ見られなくなった光景ですが、弊社丸森ハウスではこうした伝統の技も大事にしていきたいと考えております。

 本日をもって、弊社加工場での手刻み作業は全て完了しました(令和4年3月29日現在)。これに合わせて手刻み加工の見学は終了しました。何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。

 今後もさまざまな工程が有りますので順次紹介して参ります。どうぞお楽しみに!